自転車を長持ちさせるコツとメンテナンスガイド

自転車を長持ちさせるコツとメンテナンスガイド

コツ編:日常ケアと保管のポイント

・保管のコツ

自転車は雨風や直射日光を避けて屋内・屋根下への保管が理想的です。

屋内保管すれば雨に濡れずチェーンやギアのサビ防止になり、紫外線による塗装やタイヤの劣化も軽減できます。

ですが室内に自転車の保管場所を確保するのは多くのスペースが必要ですし、毎回屋内に入れるのも大きな手間になります。

ですので現実的には屋外へ保管される方がほとんどかと思いますが、防水・紫外線カット仕様の自転車カバーで覆うことで自転車を雨風や汚れからだけでなく、錆びや劣化からも守ることができます。

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もしカバーをかけるのが面倒な場合には、お子様の座席だけでもカバーかけてあげると紫外線劣化を防ぐことができますよ。

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・自転車の寿命をのばす日常メンテナンス

タイヤの空気圧が少ない状態で走行するとタイヤを痛めるだけでなく、パンクの原因になりますので、タイヤを手で押してみて、明らかに空気が不足しているようであれば空気を入れましょう。

BICYCOVERのらくらく電動空気入れなら日々の自転車の空気圧のメンテもらくらくです!詳しくはこちら。

日頃から走行後は長く濡れたままにしないよう気を付けます。特にチェーンやギア周りの金属部分は錆びやすいので、そこだけでもケアしてあげるとサビ予防になります。

チェーンは定期的に少量の注油を行うと漕ぎ心地が重くなりにくいだけでなく、錆の予防にもつながります。


  • 屋内保管:雨風・紫外線を防いで錆びにくい。けど広いスペースが必要。

  • 屋外保管:防水・UVカット性能のある自転車カバーを使用することで劣化を防ぐ。

  • 走行前の空気圧チェック:規定量で入れることでパンクや劣化を防ぐ。
  • 走行後の掃除:長時間濡れたままにしないことで錆を防ぐ。

  • チェーン注油:チェーンの汚れを拭いて、チェーンオイルを注します。走行を快適にするだけでなく、チェーンの錆も防ぐ。

 

メンテナンス初級編:基本の3点チェック

空気圧チェック

まずタイヤにしっかり空気を入れましょう。タイヤの側面に記載された適正空気圧までポンプで空気を補充することは最も重要です。

空気不足の状態はパンクしやすくタイヤが早く傷む原因になります。通勤前・通学前には必ず空気圧計付きポンプでチェックしましょう。


*タイヤの側面に推奨空気圧値の記載があります。

BICYCOVERのらくらく電動空気入れでは空気圧値を設定することで正しい空気圧で入れることが可能です。

 

ブレーキ動作確認:

毎回乗車前にブレーキレバーを握って効きと引きしろを確認します。レバーがスカスカでブレーキが効きにくいと感じた場合は使用を控え、専門店で調整・点検してもらいましょう。

ブレーキは使用しているうちにワイヤーが伸びたり、ブレーキシューがすり減ったりして効きが弱くなります。ブレーキは自転車の安全を守る上で最も大事な装置ですので、必ず確認してくださいね。

 

ライト/ベル点灯確認:

ライトやベルが正常に作動するかチェックします。特に夜間走行時は必須なので、日常点検で動作を確かめておきましょう。

無灯火での走行は自分が危険なだけでなく周囲からの発見も遅れ、周りの人にも危険です。

 

メンテナンス中級編:汚れ・消耗部品の点検

洗車・清掃: 

定期的に自転車全体を洗浄しましょう。中性洗剤をバケツで泡立て、スポンジや柔らかいブラシでフレームやリムを上から下へ優しく洗います。

タイヤの状態確認:

タイヤの溝が減っていないか、ひび割れがないかを確認しましょう。溝が消え始めたら寿命のサインで交換時期です。

ブレーキ点検:

ブレーキパッドの残量や摩耗、汚れの付着をチェックします。リムブレーキならパッドに砂などの異物が噛んでいないか拭き取り、ディスクブレーキならローターとパッドに油分が付かないようにします。異音や効きの悪さを感じたら早めに専門店へ持ち込み整備をお願いしましょう。

変速機メンテ:

変速がもたつく場合は、ワイヤーのサビや伸び、ほつれがないか確認し、必要に応じて張りを調整します。ひどい汚れが見られる場合には汚れはブラシで除去し、スムーズな変速を保ちます。大きなズレがある場合はショップで調整を依頼しましょう。

チェーン注油:

チェーンの回転が重い・音がする場合は、専用クリーナーで汚れを落とし、少量のチェーンオイルをさします。オイルを差した後は余分を布で拭き取り、汚れが付きにくい状態にしておきましょう。

ホイール振れ確認:

ホイールを回し、左右にブレがないか目視でチェックします。気になる振れがある場合は自転車専門店に整備を依頼しましょう。

メンテナンス上級編:精度と安全性の維持

 

ネジ・ナットの増し締め:

ステム、ハンドル、シートポストクランプ、キャリアなどのボルトを定期的にチェックし、ゆるみがないか点検します。基本的には自転車のボルトやナットには締め付けトルクが設定されていますので、トルクレンチで締め付け強度を設定して締め付けるのが一般的です。

チェーン分解清掃:

チェーンが著しく汚れているときは外して洗浄し、ピンとリンク間の古い油汚れを除去します。その後にグリスアップや注油を行うと駆動系の寿命が延びます(初心者はショップに相談してください)。

電動アシスト車バッテリーケア:

長期使用しない場合はバッテリーを40~60%程度充電した状態で室内に保管します。極端な放電や過充電は避け、高温多湿を避けて端子部の水気・汚れはこまめに拭き取りましょう。

子ども乗せ自転車点検:

前後どちらの子ども乗せでも、取り付けボルトの緩みフレームの破損・変形がないかチェックし、シートベルトや足乗せガードの状態も確認します。特にキャリアとの固定部は安全の要です。

以上のポイントを日常点検の目安とし、無理のない範囲でケアを行えば、自転車の走行性能が保たれ部品寿命も延びます。

ご家庭でできる簡単メンテナンスを行い、ぜひ安全に走行して下さいね。定期的な自転車専門店での点検を行うことでさらに安全に走行することができますよ。

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